細身最強石鯛竿
全長 515cm 総重量1185g パイプシート使用 リールシートの上の外径24.5mm 細身最強石鯛竿です。 |
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石鯛竿の竹選びの最も大切な条件は”重い”と”丸い”です。 この竿はその条件にぴったり当てはまります。 まるで木にドリルで穴を開けたような竹です。 |
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依頼者の希望が青い竿ということで総巻きにします。 初めて総巻きの竿を作ったときは、手で巻いた為、2日間かかり手は腱鞘炎になりそうでした。★色漆を塗る場合も、まず瀬〆で糸固めをして、次に黒呂を4~5回塗ります。 その後青い色漆を塗っていきます。 |
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はじめは刷毛塗りしていたのですが、刷毛目が気になり、手塗りに変えました。 | |
色漆の場合、そのまま室に入れますと、びっくりするくらい黒っぽくなります。室内で(湿度の低いところでゆっくりと乾かしてください)。色によって乾き方は極端に変わります。この青の場合は冬場は10日くらいかかりますが、夏場は4~5日で乾き、助かります。 | |
粉筒は自分で作ります。ホームセンターでアルミメッシュ40番を購入してきます。やや太めの矢竹の両端を斜めに切り落とします。(横から見れば台形になっています)片方にメッシュを貼り付けます。反対から錫粉を掬います。親指と中指で筒を支え、人差指でポンポンと筒の胴をたたくと粉がひらひらと落ちてきます。一見金色の小さなきれいな模様ができます。こだわりと、資金に余裕のある方は純金粉を使ってもらっても結構です。 | |
色漆の場合、そのまま室に入れますと、びっくりするくらい黒っぽくなります。室内で(湿度の低いところでゆっくりと乾かしてください)。 色によって乾き方は極端に変わります。この青の場合は冬場は10日くらいかかりますが、夏場は4~5日で乾き、助かります。 |
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胴体部分と同じように瀬〆→黒呂5回で表面を平らにし赤漆を2回ほど塗ります。 普通の赤は漆では赤口と黄口を1:1で混ぜます。 乾いた赤い部分に梨地漆を塗り、その上に錫粉を振り掛けます。5印という中くらいの粒のものがいいように思います。それを室の中で乾かします.乾燥後付着していない粉を落とし、また梨地を塗って研ぎます。これを2回行いその後拭き漆に入ります。 |